人工関節の後の足の痛み

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おはようございます。

Y’s整体院【岡山整体/根本改善サロン】の野口です。

もう12月ですね。

寒くなると身体が硬くなりやすく、身体に不調がでやすくなるので皆さま早めの寒さ対策を行い、不調を未然に防いで冬を乗り切りましょう!

今回のブログは股関節の手術後の痛みについてです。

先日、股関節を人工関節に入れ替える手術をされてから1年以上経過しているお客様から施術の依頼を頂きました。

お悩みの内容は、股関節の手術をしてから1年以上経過しても手術した側の股関節をあげると痛みが強く残っており、車の乗り降りが大変な状態です。

お話を聞いていくと手術後数日してから同じような痛みが続いており、足をあげると股関節の前に痛みがあり日常生活で大変困るとお悩みがありましたので施術を開始しました。

お身体をチェックさせて頂くと骨盤の傾きの左右差が激しい状態でした。

特に手術された左の股関節側の骨盤が右に比べ過度に前に傾いています。

理想の骨盤の傾きを調べるには骨盤の前と後ろの突出した骨を結んだ線が指標となり、骨盤の後ろと前の突出した骨を結ぶと指2本分前に傾いているのが理想的と言われています。ブログ画像
お客様の左側の骨盤の前への傾きは指4本分で通常の2倍前への傾きが強い状態でした。

股関節を曲げて足をあげていくと骨盤は自然に後ろに傾くのが理想的な動きになります。

しかし、お客様は過度に骨盤が前に傾いており、足をあげる時に必要な骨盤が後ろに傾く動きがほとんどない状態でした。

そうすると骨盤が動かない分、股関節に余計な力が必要となり、股関節の前にある筋肉に負荷がかかり過ぎたことによって痛みが中々落ち着かないと考えられました。

骨盤の傾きを整えていく施術と足をあげる時に必要な骨盤の後ろへの傾きを促すエクササイズを実施することで、足をあげた時の股関節の痛みが軽減されました。

人工股関節術後の痛みが長く続いている方は、骨盤の傾きの左右差により股関節についている筋肉に負荷がかかりやすく痛みが落ち着かない方を多く経験します。

私もそうかも?と思われた方は骨盤の左右差を確認してみて下さい。

きっと左右で違いがあると思います。

どうすればいいのか分かりにくい方はお気軽にお問い合わせ下さいね(^^♪

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